日本の税制

日本の税制

日本の国民の租税負担は25パーセント前後といわれており、その上で医療保険、失業保険、年金が徴収されているので、それも税金のようなものと考えると全体で40パーセントくらいになります。

 

 

 

ヨーロッパなどでは平均的な国民の税負担は50パーセントくらいといわれていますので、比較的税負担は低いともいえるかと思います。また、課税の方式にしても、フロー課税とストック課税というのがあって、フロー課税は法人税、所得税などの収入にかかってくる税金、そしてストック課税はすでにもっている資産などに課税するものです。
 

 

不動産や預貯金などにかかるものと考えて下さい。でも企業の業績が伸び悩んでいる最近ではフロー課税で税収を伸ばすのは非常に難しいでしょうから、ストック課税の方法もそろそろ考える時期にきているのかもしれません。

 

 

 

そして最後にいま一番の懸念材料になっている直接税と間接税は、直接税が所得税などの税金、そして間接税が消費税などの税金です。いま懸案となっているのが消費税の増税ですが、いまのような一律に5パーセントをかけるような方式ではなくて、購買する商品によって、例えば生活必需品の食料品はそのままで、生活に関係ない贅沢品などの税率をあげるなどの工夫をしないと、食品の家計に占める割合の多い貧困層ではより困ることになってしまいます。

 

 

 

また日本人が潜在的に貯蓄している資産、1500兆円に目を向けて課税するにも、資産の条件に変わりなく課税するのか、それとも資産や所得の額によって課税額が変わる、または免除されるのか、その辺りの取り決めをどうするのかがこれからの課題になりそうです。